大地のコレクション展2022

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藤 堂

藤 堂 1969 -

藤 堂 1969 -

1969年生まれ。多摩美術大学大学院修了後、1999単身渡独。デュッセルドルフ藝術大学にてダニエル・ビュレンに師事し、同氏よりマイスターシューラー(M.A.)を取得。2011年より日本に帰国し制作活動を行っている。藤堂の作品の背景には常に時間があり、その作風は「場所の固有性」をテーマに自ら歩いて集めたものを中心に創造され、様々な形態を持っている。もっとも代表的な作品はドイツ滞在時より現在まで続けられているもので、世界各国にある史実を刻んだ土地の石を切断しその切断面に積層ガラスを埋め込み磨き上げ作られる。また、本のシリーズでは西洋の哲学書・小説・聖書や讃美歌などを扱い、積層ガラスをはさむ方法とページを樹脂で固める二種類の方法で作品を制作している。デュッセルドルフに10年以上住み、肌で感じた西欧文化と日本の美意識が融合されている藤堂の作品は、国内外で人気が高い。東日本大震災を機に制作拠点を日本に移してからは、社会の新陳代謝の中で消えていく名建築の瓦礫や故郷の宇和島で養殖された真珠を用いた作品も発表している。近年は、ファッションブランド"KUON"のLookBook制作時に作品を提供し、NYファッションウィークに参加するなど活躍の幅を広げている。

■略歴
1969 東京生まれ宇和島市育ち
1997 多摩美術大学 大学院 彫刻専攻 修了
1999 デュッセルドルフ芸術大学 入学
2003 ダニエル・ビュレン教授よりマイスターシューラー(M.A.)取得 -

■主な個展
2022「On-site works_KUON」Flagship Store / 東京
2020 筑豊ボタ, アートフロントギャラリー / 東京
2020 時間どろぼう, NADiff Window Gallery / 東京
2017 バウ/バウ, LOKO GALLERY / 東京
2016 瓦礫, アートフロントギャラリー / 東京
2015 資本空間 - 50 Säulen, ギャラリーαM / 東京
2011 7000 Basalt, アートフロントギャラリー / 東京
2008 Silent History, Eurohypo /エシュボーン、 ドイツ
2005 Berlin, New York, Yogyakarta, Plan.d. /デュッセルドルフ、ドイツ

■主なグループ展
2022 大地の芸術祭2022
2021「アートフェア東京2020」国際フォーラム/ 東京
2021「Spiral Xmas Market 2021 “Limited Gallery”」スパイラル / 東京
2021「Survival Nature」銀座蔦屋 / 東京
2020 ドローイング展 16 アーティスト, LOKO GALLERY / 東京
2018 組 - So, MA2 gallery / 東京
2017 2Dプリンターズ, 栃木県立美術館
2017 KAAT EXHIBITION 2017:詩情の森-語りかたられる空間, KAAT神奈川芸術劇場
2014 知っている形 / 知らない形+本, うらわ美術館 / 埼玉
2013 Book - chapter1, MA2 gallery / 東京
2009 日常 / 場違い, 神奈川県民ホールギャラリー / 神奈川
2007 30×40, シュロース・ベンラート / デュッセルドルフ、ドイツ
2005 Im Volumen glaube ich an Gegengewicht, クンストラウム・デュッセルドルフ / デュッセルドルフ、ドイツ "



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大地の芸術祭2022で初参加。大きな空き家を使い、代表作の石や柱の作品をはじめ、時折個展で発表していた時計や箱を用いた作品を発表。また地元の粘土質の土を使った初出品の陶器の作品など各部屋にそれぞれ違った作品を展開している。

「パレス黒倉」2022年 大地の芸術祭2022
ツギハギのような様相を持つ空き家の内部には、圧雪にも耐える強い柱と梁を備えた静かな空間が存在する。雪囲いで覆われた薄暗い空間に、外から一筋漏れさす光が神々しい。この象徴的な光を軸に、家からインスピレーションを受けて制作した作品を展示する。1階には3部屋、2Fには2部屋、計5部屋にそれぞれ違った手法だが彼の代表作品が配置される。

一階には白玉砂利を敷き詰めた冬の妻有のように静かなインスタレーションと、近郊の集落で解体された空き家の古材を用い、そこに蓄積された時間の重なりを見せる柱の間を展開する。雪国ならではの薄暗い1階の一室に光を引き込み、移築された立派な材木の隙間に挟まれたガラスがその反射の中に静かに光と時間を増幅させる。

2階にはこの空き家に残された住民の持ち物をアレンジして、藤堂の時計作品を加えた部屋を展開する。忘れられたこの建物の住民の記憶や時間の重なりが再び動き出すような部屋になっている

もう一つは白い部屋。もともとの間取りを変更し、真っ白にした窓越しに緑と光を感じられる、展望室のような空間に藤堂の作品がちりばめられる。見どころは、ドイツのガラスを用いたステンドグラスの窓と大きく開放した窓越しに見える景色。もう一つのせり出した窓からは、黒倉御集落が覗き見れる。 また、押し入れいっぱいに隙間なく詰め込まれた箱も藤堂の表現手法の一つ。

宮城県南部丸森町に位置する大蔵山は、2千万年前、火山が噴き上げ、マグマが冷え固まって形成された。その山が、二度も海底に沈み激しい地殻変動を経て生み出したのが伊達冠石。イサムノグチや、関根信夫など世界の彫刻家たちが魅了された石でもあります。
藤堂は、この伊達冠石の産地である丸森町にある大蔵山スタジオと共同で制作することにより大型の作品が制作可能となりました。50cm~60㎝クラスの大型作品を清津で初公開します。

「dtk 268204」2022

大地の芸術祭 出展作品

dtk 268204
2022
500x470x450 mm / photo by Keizo KIOKU
伊達冠石、積層ガラス
dtk 268112
2022
700x300x260mm / photo by Keizo KIOKU
伊達冠石、積層ガラス
dtk 268111
2022
300x250x310 mm / photo by Keizo KIOKU
伊達冠石、積層ガラス

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